神様に見放された夜

前頭葉が痛い。

自分の髪をしっぽのように目で追いかけて誰かの気配、また髪の長い女。
LINEで病んでると息巻いていた女は数学が嫌いなだけ、誰も電話に出ない午前。
外は強い風で音がごうごう、地面は揺れる。

頼りの旦那は夜勤。
夜勤は大変だ。家にいても出社二時間前まで寝てる。
起きても視野が狭く、私は目に映らない。
遠回しな表現は伝わらない。遠回しな、果てしない孤独の言葉で打ちのめしてくれる。
そして出て行く、「仕事中だから切るよ。」
訳の分からないメール、より一層悲しみを深める電話。

私は孤独だ。もう、孤独と言っても差し支えない。
布団は砂のような、梨のような、私の匂い。
睡眠薬二錠は麻痺を恐れ躊躇、悲しみは一錠で半減。
眠りを待つ、淡い眠気でもう私には分からないそんな時。

悲しみはは止まらない

洗濯は洗濯機に任せて外に出てしまった。
私はトマト缶を買う。
思えば自分てなんだろう。

医者に言われてその気になった。
思ったこと言ってみませんか
そういえば表し方、あなたは赤ちゃんなんだと言われたな。

成長したいのは私の方
お手本はない、選ばなかったのは私。
救いがない。

間違えることは足を引っ張ること
気づいてほしい。
叫んでも非難非難

悲しみは止まらない

夢に浮かぶ気持ち

ひとりでは眠れない。
夢にあなたは現れない。
あなたのことを想えない。
私は夢をみている。
浮かぶ静かな言葉
一度で一言で、形はそのまま伝わらない。
あなたがいると寝苦しい。
あなたとそばにいたい。
少しでも伝わったと、与えてくれたら
優しい気持ちを伝えてくれたら。

こんなことじゃない!

おなかにためこんだことがずっと言えずにいる。
その上それが事あるごとに涙になって表れる。
いっそ隠れてないで出てきてほしい。隠してないんだから。
なにを言えば伝えられるのか分からない。
時間だけじゃないような気がする。
なんとなくさみしくて、切ない。
優しくしてくれてるのは分かってる。
無理を言ってるのも、疲れてるのも、こんなことに時間を割いてる場合じゃない。
、、こんなこと?
今自分のことこんなことって。



多分これだ。
こんなことなんかじゃない。
悲しみとは別に、これが居心地悪さだ。

こんなことじゃないわ。
私、悲しかった。
今までずっと大事にしてきた乙女の部分否定された。
悲しかった。