四月十七日

答えのないこの気持ちのなか
傘をもってあなたを待ってる。
暗いだだっ広いところから
雨にぬれて歩いてくる
「帰ろう」と私を連れ戻しに。
かじかんだあなたの指を温めて、
私は何を言えばいいの?
ありがとう、とか
ごめんね、とか
気持ちがいっぱいになっちゃって
安心して、私は泣く。
こんなことをいつも繰り返してる。
迎えに来てほしくって、わがままいってごめん。
甘えすぎてごめん。
いつも言葉にできない。
毎日この愛情に安心してる。