お腹

今は彼のお腹に耳をあてて存在を確かめてる。
人と接することによって、悲しみが露わになる。
だけど、癒してもらいたいのは彼で、謝ってもらいたいわけじゃない。
優しく、楽しく、してほしい。
笑顔をみて、元気をもらいたい。

だから、どんな顔をすればいいのかいつも迷う。
顔ができないから、お腹に耳をあてる。