六月二十五日

明日はsの結婚式。
落ちつかないよ。
もちろん幸せなんだよ。
でももっと深いところで、何かが変わる儀式なんだ。
納得する、に近い。
ま、そんな立場じゃないんだけどね。
幸せな二人を見たいんです。
眺めて心に焼き付けたいんです。
彼女は特にね。
彼女は刹那的な人間だったから、それが変わっていくのを見届けたいんです。
明日は、そのお披露目会だよ。
あぁ、なんか、すげー複雑だ。
大人の顔出来ない。
まだsに彼でいいの?って思っちゃってる。
早く見て納得したい。
納得して、彼に安心したい。
しあわせになってもらいたい。