十一月四日

深読みだってあなたは笑うけど、私は悦んでいる。
触れられなかったその足に跪いて、靴ひもを結んだだけ
些細なことだけど、させられていたみたいでうれしかった。
自分がMだっていうのは自覚してる。
でも、あなたにあって初めてめざめた感情、感覚、感じ方がたくさんあります。
私が探していたのはあなたなんだと思う。
それは安心とともにある凌辱。
私はわがままなので、自分を心から受け入れてくれる人の前でしか、解放できない(前は全く自分の物語の登場人物でない人。=他人、初対面)
あなたとなら、関係を持ち続けられる。
それはずっとおんなじ気持ちなのだと思う。